死亡事故について

交通事故によっては、交通事故被害者がお亡くなりになられる場合もあります。富山県内でも,年間死亡者数が50を超えることがあります。

ある日突然、皆様の大切な方がお亡くなりになられて、ご遺族の方の悲しみは計り知れないものです。

 

しかし、ご遺族の方しか被害者に代わって死亡事故における損害賠償請求を行うことはできません。ご遺族の方は、被害者に代わって適正な賠償金を受け取ることができるように、保険会社と交渉を行う必要があります。

 

死亡事故においても他の交通事故同様に、保険会社からの提示は適切でないケースが少なくありません。特に、逸失利益においては適切に賠償金の計算が行われていないことが往々にしてあります。

 

死亡事故の損害賠償計算においては、被害者はお亡くなりになられているため、逸失利益や過失割合について、加害者の証言を基に被害者にとって不利な内容で計算が進められることもあるのです。しかし、弁護士に依頼すると、実況見分調書や事故目撃者の証言などから、被害者に不利な状況にならないよう代理人として活動することができます。

 

ご家族がお亡くなりになられ大変お辛いことではあると思いますが、本人の代わりに適切な賠償金を受け取ることができるように、死亡事故においても弁護士にご相談をしていただくことをお勧めいたします。

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