解決事例:非該当から裁判で後遺障害獲得

非該当から裁判で後遺障害獲得

相談者:50代女性
職業:主婦
後遺障害の内容:頸椎捻挫
後遺障害等級:非該当→14級9号相当

●事故の背景

被害者運転の被害車両が信号待ちのため停車したところ,加害車両に追突されました。

●弁護士介入前

整形外科,接骨院などで治療を続けましたが,なかなかよくならず思い悩んでおられました。6ヶ月を過ぎたころ,相手方保険会社からは「もう治療費は払えない」と言われ,打ち切られてしまいました。
しかし,まだ痛いため,自費で整体などに通っていました。
今後の補償はどうなるのか,相談にいらっしゃいました。

●弁護士の関わり

医師に後遺障害診断書を作成してもらい,被害者請求により,自賠責に対し後遺障害の申請を行いました。しかし,結果は非該当。異議申し立てするも,認められませんでした。
そこで,訴訟提起し,裁判で後遺障害を争いました。
その結果,裁判では,14級9号相当の後遺障害があるのではないかという配慮がなされ,それに見合った金額で和解しました。
後遺障害の慰謝料や逸失利益も認められ,治療費を除き350万円ほどの金額でした。

●所感

専門家に相談されたのが遅かったのもあり,適切な治療経過を経ておらず,自賠責で後遺障害の認定がなされなかったのは残念でした。裁判でも容易な道のりではありませんでしたが,なんとか14級9号にほぼ近い形で解決できて良かったと思います。

 

この事例は,弁護士草野が担当した事件です。

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